2012年4月18日水曜日

PHS。ちなみにDDIポケットの aiwa PT-H50

ウィルコムじゃなくてDDIポケットの頃のPHS


初めて買ったPHSが PT-H50 です。
1円とか100円とか、高くても数千円くらいだったか。そんな値段だったような気がします。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
当時、ケータイは通話料が高くて。安いと言われてるTu-Kaを持ってましたが、
それでもやはり月額1万超えの請求は普通で。話し込んじゃうと、2万、3万って月もあって。
これじゃ駄目だ!と、「PHSは通話が安い」と聞いて、興味半分買ったのでした。

メーカーはアイワ。
もうなくなっちゃったブランドけど。音響メーカーだったアイワがPHS作ってたんですね。
久々に手にとって見てたら・・・「あ!これアイワだったんだ!」って今更驚きでした。
というか。アイワを知らない世代も結構居そうです。

aiwa PT-H50

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50

★フィリップのキー

「文字送出」ってなんでしょう?
「電話機」と「トランシーバ」のボタンで、切り替えて使えるんですね。
対応する親機経由で、2台のPHSをトランシーバーの端末登録すると、数百mくらいの範囲で、時間は一回で1分くらいかな?トランシーバーとして使えたんですよね。確か。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
★キー

「入/切」の電源ボタンがあるのが時代を感じる。
「通話」と「終話」が存在を主張してます。
数字の入力が「1~5」が「9キー」に、「6~0」が「0キー」に分けられてるのが面白いです。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50


★とにかく分厚い筐体。


塊感がすごい。

粘土みたい。
いや、こねてる途中の手作り俵ハンバーグか、ドリンクの紙パックに砂を詰めました、的な感じかも。
カタマリ感と、重さが、いいバランスで。デカイ。

そうそう。短い太巻き(今なら恵方巻き)を潰して角張らせた感じって、いい表現かも。


PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50

★フィリップ

キー部分をカバーするフリップタイプなんだけど、
フリップの裏にもキーを置いててます。
これはこれで画期的だけど、打ちにくい。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50

★正面

通話マイクは、フィリップの裏にあります。
ですので、フィリップを開かないと通話は出来ません。
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50

★側面

この時代だから、バッテリーがとてもデカイんですね。
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50

★背面

バッテリーのケース(カバー)と充電用の端子。
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
★液晶

確か、この時代だと、カナと英数字くらいしか扱えなかったような。

漢字なんかとんでもない。
もう忘れちゃったけど、平仮名も使えなかったような。

アドレス帳に登録するなら
「ろくろくさん@PHS」とかじゃなくて
「ロクロクサン」ですね。

その他の属性的な項目も設定ないから。
星座や誕生日とかメモとか、ある意味らくです。

液晶も小さいし、当然白黒のドットだし、グレーなんか表示できないです。
液晶下の数字は・・・確か短縮登録の表示だったような。。。いや、違うかも。もう忘れました。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50
★アンテナ

アンテナは、固定で伸びません。肩こりに、ツボ押しで使えそうな硬さw
ヘッドセット用のミニピンジャックと、通話音量のボタン、録音、再生ボタンが配置されてます。
あと、ストラップ用の取り付けもあります。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50 


もちろん、こんな文字数の少ない液晶だから、PメールDXも、Pメールも、無かった。

通話だけ。

電話帳を搭載してるから、コードレステレフォンの、外でも使える子機ですね。

当時のDDIポケットは、まだまだサービス開始直後だったからか。
都内でも、いや、山手線の内側でも電波がなくて。
これがまた驚くほどに電波がなくって。

※ここで言う電波が「ない」というのは、「電波がうすい」とか「アンテナが1本しか立ってない」とか「三本立ってるけど通話できない」って意味じゃなくて、「電波が存在しない」って意味での「ない」です。

なので、PHSを使いたかったら電波を探して、賑やかな場所を探して街を彷徨ったものです。

ちなみに、
運良く電波を捕まえたら、そこから動いたらダメです。
歩きながら通話なんて、とんでもありませんw

PHSは、数年後に導入されるH"(エッジ)搭載まで待たないと実用的ではなかったです。


★バッテリー

背面カバーがバッテリーケースになっているタイプ。
本体から、カバーを外して、カバーからバッテリーを取りはずします。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50


★バッテリーを外してみた。

370mAhって・・・iPhoneが1420mAh、auのT006が930mAhだから、容量はかなり少ない。

PHS DDIポケット aiwa PT-H50
PHS DDIポケット aiwa PT-H50


ちなみに、ウィキペディアによると、「端末で唯一着信バイブレーター内蔵端末であり・・・当時考えうる機能がほとんど網羅されたいわゆる高機能端末であり・・・当時最強と言われた。」とべた褒めです。

URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A0

うーん。当時最強? 記憶に全くないw 不思議w

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